コロナウイルスによる航空業界への影響、今後の採用とCA受験
りこーやです。
コロナウイルスの影響で、日本も世界も混乱しています。フランスは9月まで学校休校とニュースでは伝えられています。
利隆屋家は、休校に伴い『こんな時だから、今やれること』を子どもたちと考え行動する絶好の機会!と話しています。
コロナウイルスによる航空業界への影響
ニュース報道の通り、航空業界も大打撃を受けています。
✈︎米国航空会社、全米で旅客機運航停止計画の草案策定
(3/24 Bloomberg)✈︎エミレーツ航空、全旅客便の一時運行停止から政府や旅客の要請を受けて大半の旅客便運行停止へ(3/23 時事通信社)
✈︎シンガポール航空 輸送能力96%削減(3/23 ロイター)
✈︎ANA5000人のCA休業へ(3/19 Aviation wire)
✈︎ベトナム航空客室乗務員800人が基本給を自主的に返上(3/18 VIET JO)
✈︎KLMオランダ航空で最大2000人削減勤務時間短縮&政府支援要請へ(3/16 ロイター通信)
✈︎デルタ航空では日本路線含む太平洋路線65%削減(3/12 Aviation Wire)
✈︎航空業界コンサルティング会社のCAPA航空センターによると多くの航空会社は5月末までに経営破綻状態に追い込まれる(3/16 bloomberg)
*事態は刻々と変わります。上記は2020年3月24日地点の情報です。全てのニュースを網羅していませんので予めご了承ください。
コロナの影響と航空業界採用の状況について
ニュースだけを見ると航空業界は、本当に危機的な状態だと感じますよね。常日頃から、セミナーなどではお伝えしていますが、航空業界は平和産業です。平和じゃないと、採用も遅れます。つまり、平和に戻れば採用も元どおりなんですね。
今回のコロナウイルスの収束に関してはいろいろな見方があります。ロシア連邦基礎・探査医療研究センター実験・感染症病原部長のアレクサンドル・シェストパロフ氏は6月または7月収束との見解を示しています。(3/13 ロイター)
私自身、今回のコロナウイルスと同じようにWHOがパンデミック*と宣言したSARSを経験しています。*パンデミックとは、世界的大流行の意味です。その際は、8ヶ月で収束しました。
私は感染症の専門家ではありませんが、17年間CA受験に関わってきた専門家として、来年には元どおりになっていると予測しています。飛行機がある限り採用は無くならないからです。
今年の採用と今やるべきCA受験対策について
皆さんが特に気になるのは「今年の採用はどうなるのか」ですよね。
現在、
・JTA(日本トランスオーシャン航空)
・JAC (日本エアコミューター)
・RAC (琉球エアコミューター)
・ジェットスター航空
などの航空会社が2020年の経営計画通り採用活動を進めています。
予想外のことが起きている時こそ、’’採用があるかどうか心配’’するよりも’’採用が出た時に合格できる力をつける’’ことにフォーカスをあてましょう。
少し辛口な意見になりますが、採用されるかどうか心配したりモチベーションが下がったりする人は、何かを理由に学ばない口実を作っているだけです。学ばない選択、成長しない選択を自ら選ばないようにしましょう。CA受験の経験は、その後の人生にも大いに役に立ちます。
私の生徒さんでもCA受験経験を活かして、他業界への転職に成功した方もいます。一生懸命やりきった経験は決して無駄にはなりません。こんな時だからこそ、学びをやめず、自分の選択肢を増やし、自分にとって理想の未来を選び取りましょう。