依然としてエラアイン業界のニュースは、厳しいものが多く、
採用活動に関しても中断となり今後の見通しが立っていません。
ですが、このような時ほど、
アフターコロナ最初の採用試験でチャンスをつかむための準備期間として、
今回は『現職から転職したい理由(退職)』を準備していきましょう。
本音で退職理由を伝えると言っても、
ネガティブな理由をポジティブに変換する作業があります。
特に、同じ業界で転職する場合は、人事部同士が通じている場合もあり注意が必要です。
円満退職を目指すために何をすべきかを知っておきましょう。
1. 退職理由は本音と建前を使い分けて伝えるのが鉄則
本音で退職したい理由を言語化できていますか?
こんな理由で転職していいのかな?
と思い悩む前に、
よくある本音と建前のの退職理由の3つのパターンを見てみましょう。
よくある退職理由の3つの’’本音’’
A【給料が少ない・条件が合わない】
B【人間関係上手くいかない】
C【仕事内容が合わない、向いてない】
よくある退職理由の3つの’’建前’’
A【キャリアアップ】
B【自己成長のため】
C【最初提示条件と違っていた】
転職成功、円満退職のためには、建前を使いながら本音ベースで話す姿勢が評価されます。
どのポイントに気をつけて、本音と建前を伝えたらいいのかを次にまとめています。
2. 絶対にNGな伝え方とキャリアチェンジの志望動機サンプル
転職で絶対にNGな伝え方は、会社への不平不満を理由にすることです。
転職先でも同じような不満を抱くのではないかと思われてしまいます。
ネガティブな本音を、やりたいことを実現する転職理由へ、ポジティブに変換すること
を意識しましょう。
【CAへのキャリアチェンジを希望する志望動機サンプル】
現職では事務職で作成・販売サポートを担当しています。
(中略)現職はより深いご要望にお応えし関わることが難しい環境です。
もっと直接お客様に働きかけ、会話、行動など私の腕が試される仕事に携わりたく
転職を決めました。
御社のCAは幅広い業務を担当し、
お客様のご要望をどんどん汲み取り実現できる環境にあると感じ、
応募いたしました。
2−1面接官の聞きたい本音を抑えよう
転職回数が多い、
転職条件が揃っていない、
それでも転職を勝ち取れる方は面接官の聞きたい本音を抑えて志望動機を作成します。
以下の2つの本音ポイントを抑えて、納得してもらえる退職理由を準備しましょう。
◉人柄と意欲
仕事で乗り越えてきたことなどの質問は
自責・他責思考や問題が発生した時の反応や解決能力を知りたいからです。
◉入社後すぐに退職しないか
転職理由が憧れのみや曖昧、他責思考の場合は、
長く勤められず自社も辞めてしまうのではないかと警戒されます。
本音と建前を上手に使い分けるとは、ネガティブな本音をポジティブで表向きな表現に変えて言葉を選んで伝えることです。転職回数が多くてもステップアップしてきたことを伝えましょう。格好をつけたり、隠したりせず、自分で考えた言葉で伝えることが大切です。熱意を持ち、正直に話そうとする姿勢は面接官に好印象を持たれます。本音の伝え方を工夫して後悔のない退職・転職を目指しましょう。
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