働くとは側(はた:周り)を楽(らく)にすること。文字通り誰かの役にたつことが『働く』ことの基本と言えます。ですから会社、給与、雇用形態、職種に関係なく誰かの心や体を楽にしたりすることは、すべて尊い価値のあることだと思うのです。
キャリアプランとは「どう生きたいのか」
(3兄妹の末っ子との2ショット。生まれ故郷の沖縄スタイルで撮影しました)
多くの方が「キャリア=仕事内容(会社、給与、雇用形態、職種)」と捉えがちですが、実際には「キャリア=仕事を含めた生き方」を指します。つまりキャリアプランを考えるということは、あなたの生き方を考えることと言えます。ですから、自分のキャリアをどうしたいのかと考えるとき、仕事という側面だけで考えてしまうと、キャリアを変化させても満足できず空虚感や焦燥感が付き纏ってしまうことがあります。
自分のキャリアを不安に感じたときは
(長女との海でのワンシーン。自分の世界をしっかり持っている娘です。)
キャリアプランを考える際は自分は誰とどんな生き方をしたいのかまで視野を広げて考える必要があります。自分はこれからどんな生き方をしたいのか。そう考えたときに自分の未来に確信がもてなくて不安になることもあるかもれません。そんな風に不安のスパイラスにはまってしまうときは、起きてもいないことを勝手に想像して悪循環にはまっていないか確認をしてみてくださいね。私自身もかつては何も起きていないのに勝手にこの先を想像して不安になっていました。例えば、
・この先自分のやりたい仕事ができるのか
・今やっているこは成果につながるのか
・会社で使えない人材だと思われてないか
・この先お金が心配
・結婚できるか心配
・子どもができるのか
・しっかり子育てできるのか
など次から次に、自分の心配事を羅列していました。
どうしてこんな風に心配が次々あふれてしまうのか。実は、その根本原因は相手や常識の『(こうある)べき』に囚われてるからなんです。常識という多数派の意見と、あなた自身の価値観がイコールではないこともあります。自分が望むことと常識の中で悩んでしまうのではなく、まずは「自分がのぞむ未来は何か」を整理することが大事なのです。
新しい考え方を自分に取り入れるコツ
(キャリアチェンジという挑戦ができたのは、いつでも受け止めてくれる夫の存在があったから。)
常識や思い込みに縛られているときに、新しい考え方や視点を取り入れることもあるかもしれません。しかし、新しい考え方を取り入れても、結局今までの考え方や行動パターンに戻ってしまった方も多いのではないでしょうか。
例えば
・ダイエットを決意したのに、結局深夜にお酒やお菓子を食べてしまった。
・忙しい時にイライラしないように心がけているのに、結局相手にあたってしまう
・早起きを習慣にしようとしたのに、結局昼ごろまで寝てしまった。
などこうしよう!と決意しても結局同じパターンに戻ってしまったことはありませんか。このような事象は実は、あなたの意志の弱さではなく(自分が今まで慣れ親しんだやり方とは異なるため)不安・怖さ・迷いが出てきてしまい元のパターンに一時的に引き戻されているだけなんです。引き戻されても落ち込まずに淡々と新しい行動をくりかえしていくことが大事になります。(新しいことを取り入れても)定着できてないまま新しい習慣を手放してしまうこと。これが一番NGと言えます。「現状に満足していないのに1年前にくらべて、何も変わっていない。」そんな方は、「新しい考え方ややり方を定着させていく・定着するまでコツコツと何度でも繰り返してみる」そんなことを意識してみてくださいね。