雨で紫陽花が潤う2018年5月23日、清泉女子大学(私立)地球市民学科の山本達也先生の
ゼミ生に向けたキャリア講座を開催しいたしました。
当日は質疑応答や授業後に公開した、私の大学生時代のノートや
レジュメ・エッセイ・当時の写真などをたくさんの生徒さんが見たいと殺到。
就活中の4年生、就活を目前に控える3年生対象の約20名の女性ということもあり、
リアルな就職の話に絡めた話題を多く取り上げたからか、
全員から5段階評価の5点をいただきました。
この結果に満足することなく、一人でも多くの女性が
人生を通して『役に立つ』『反面教師になる』ような話を、お伝えしていきたいと思います。
女子学生さんに聞いた、キャリア講座で一番面白かった部分はここ!
講座の中で一番面白かった部分の統計結果で『面白かった部分』の
回答数が多かった順にご紹介します。
1位:失敗をどのように伝えたらいいのか、の法則があること
・失敗談を話すって受けがいいなと思ったことがあったので、
上手に話す方法を探していました。
・生きる上で、基礎となっていることは失敗したことが
元になっているなと気がつきました。
・失敗談を話すことが一番自信につながるということ。
・今までは、とりあえず笑いを取ろうとしていたのですが、
それも滑ってしまうことが多かったので、やってみます。
・失敗談は親近感を持たせるのだと、初めて知りました。
2位:他人から思われたい自分と自分が考える自分を考えること。
・良い意味で周囲の裏表が知れました。
・他の学生さんのを聞いて、
他人から思われたい自分と自分が考える自分が非常に一致していて納得しました。
・自分が思っている私と、他人から思われたいと思っている自分には
大きくギャップがあるのかもしれません。
3位:就活の面接などで話す時に困ったらどうすればいいかということ。
・急に当てられて、困った時は〇〇を伝える点。
・明日、最終面接なので、早速やってみます。
その他:
・点でみたら失敗かもしれないけど、線でみたら失敗じゃないかもしれないということ。
・TV番組のしくじり先生に似ているな
・たくさん失敗したりしているのに、失敗談を人前で話すことのできるメンタルに感銘を受けました。
この講座を聞いて、今日からできる行動はなんでしょう?
講座の一番最初に、皆さんにお聞きしたのは
『成功の反対はなんでしょうか?』 ということでした。
『失敗する』という意見が多かったのですが、
私が考える成功の反対は、『何もしないこと』です。
行動するだけで、成功に近づくことになります。
失敗しても、それは、一時的に見れば失敗ですが、成功する過程を歩んでいると
思えば、失敗ではありません。
だから、講座を聞いて「ふーん、いい話を聞いたな」で終わらせることなく、
どんな行動をとるのかまで、イメージして言語化して、行動する一歩を踏み出してもらうことまで
講座内で行っています。
学生さんが決めた行動の一部をご紹介します。
・今日振り返った失敗談を就活のエピソードで使えるように相手に伝わりやすく整理します。
・等身大の自分はどんな自分なのか、自分を見つけ直したいと思います。
・自分で自分を褒めようと思います。
・目標を常に身近に置いて挑戦します。そのために家族に意見をもらってみます。
・鏡の前で笑う。
・失敗を失敗したはた話で終わらせていたので、これからは四杯を成功談にするためのプロセスを考えたいです。
・絶対に譲れないことを見つける。
・失敗や落ち込んだ時の表情を次に持ち越さないように、気持ちを切り替えます。
・まずは鏡に笑いかけて、自分を励ますところからスタートしてみます。
・自分の欲を増やします。
etcetc
伝えたいことは、失敗だと感じている意識を
どのようにして次に活かすのかということ。
今回は『未来を叶えるための想像力を使ったゲーム』に始まり、
あっという間のキャリア講座だったのですが、
最後に私の大好きなこんな言葉を紹介して終わりました。
”人生に失敗はない。どんな経験も、宝になる”
The life does not have the failure.
Any experience becomes the treasure.
Walt Disney
私が、このキャリア講座を通して伝えたかったことは、
誰かに決められた『優等生』の枠を外すために失敗談を糧にすること。
なりたい理想の姿は、学生からでも、もちろん社会人になっても、
結婚してからでも、子供が生まれてからでも、必ず叶うと信じています。
叶えるために、切っても切り離せないのが『失敗』との向き合い方なのです。
より楽しく、より幸せに生きる力だと言っても過言ではないと思います。
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